家系総本山 吉村家｜この苦味、この塩分、これこそが元祖家系ラーメンだ！ @横浜市西区［神奈川県］
ここ数年、家系ラーメンチェーンが急成長した影響もあって、家系ラーメンはもはや横浜のご当地ラーメンという認識では不適切な観もあるほどに全国に広まっているわけだが、元を辿れば1974年に開業した1軒のラーメン店から始まる。その店とは、家系総本山 吉村家である。今回は、栄枯盛衰の激しいラーメン業界において、創業から45年を経ていまだに最前衛をひた走るトップランナーの、意外に癖のある味わいのラーメンをレポートする。
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3年後に現在地から移転予定!?
家系総本山 吉村家は横浜駅から徒歩圏内の好立地に店を構える。創業地は横浜市磯子区の新杉田駅の近くで、そこから1999年に現在の場所に移転してきたのだが、再び移転するとの情報もある。2019年春に横浜の地域情報サイトが実施した吉村家創業者の吉村実氏へのインタビューによると、契約の関係で3年後に吉村家は別の場所に移転する予定だそうだ。
家系ラーメンが惣菜パンになった!?
2019年7月1日、家系総本山 吉村家が監修したランチパックが発売された。家系ラーメン風のフィリングが入った惣菜パンで、特に旨いと言うほどではなかったが、ユニークではあった。
平日の午後3時過ぎに訪問
2019年7月5日(金)、午後3時過ぎに到着すると、15人ほどが並んでいた。店頭には吉村家監修ランチパックの発売に合わせてキャンペーンを開催している旨が掲示してあった。この店は客席が多めで、客の回転も速いので、待ち時間は案外少なく、行列に並んでからラーメンが着丼するまでにかかった時間は20分程度だった。
中盛チャーシューメン¥970を購入。一般に家系ラーメン店は麺の硬さ・味の濃さ・油の量を調整してくれるが、今回はいずれも普通で注文した。
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