栄屋本店｜冷麺とも、冷やし中華とも別物！ 発祥店で味わう山形名物の冷やしラーメン @山形市［山形県］
山形市には、冷やしラーメン、別名水ラーメンとも呼ばれる名物料理がある。これとは別系統の冷やしラーメンも幾つか存在するのだが、やはり山形のものが最も有名である。山形の冷やしラーメンは近年、全国的に知られるようになり、山形以外で提供する店も増えているが、その原点は山形市にある栄屋本店の初代店主が1952年に開発したラーメンである。文字通り冷たいラーメンなのだが、同じく冷たい中華麺料理の冷麺や冷やし中華とは全く様相を異にする。今回は、この冷やしラーメンを発祥店の栄屋本店で味わってみた。
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創業87年の老舗
山形市の中心街に立地する栄屋本店は、昭和7年すなわち1932年に創業した老舗である。当初はうどんと蕎麦の店であったが、昭和24年にラーメンを扱うようになり、昭和27年にはついに冷やしラーメンを開発し、メニューに加えることとなった。
お盆休み中、午後3時頃に訪問
2019年8月13日(火)の午後3時頃に訪れると、中途半端な時間帯にもかかわらず、店頭に子ども3人を含む13人が並んでいた。このように人気店なので、隣にある人形店の裏手に4台分の駐車場を一応備えているけれども、明らかに足りない。しかし近隣にコインパーキングがたくさんある。
案内されたのは座敷席。テーブル席と違い、座敷席は元々居住スペースだった所を店舗に転用した感じだった。
冷しチャーシューメン¥1,134を注文。
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