ご当地ラーメン探訪|もばらーめん #1:もばらーめん発祥の店、らぁ麺三軒屋 茂原店[千葉県茂原市]

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千葉県には、第10回B-1グランプリで優勝するなど、全国的に多少とも名を知られる勝浦タンタンメンというご当地ラーメンがある。この勝浦タンタンメンが地域振興に一役買っている状況を目の当たりにしてか、千葉県茂原市では自治体も関与して人為的にご当地ラーメンが創り出された。それがもばらーめんである。今回は、いまださっぱり普及せず、全国的にはほとんど知られていないこの超マイナーご当地ラーメンをレポートする。

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もばらーめんの発祥店
らぁ麺三軒屋 茂原店

2008年2月にオープンし、2013年3月にすぐ近隣から現在地へ移転してきたらぁ麺三軒屋 茂原店は、2010年にもばらーめんを開発したそうである。この店は店名が示すように、実は本店ではない。別に本店が存在したのに、支店がご当地ラーメンの元祖になったのは、他に例がないのではなかろうか。尚、千葉県いすみ市にあった本店は2014年頃に閉店し、現在は存在しない。

らぁ麺三軒屋 茂原店の場所−Googleマップ

らぁ麺三軒屋 茂原店の情報−食べログ

 

“茂原限定地ラーメン”を称す
もばらーめんキャラクター もばトン

らぁ麺三軒屋 茂原店は2012年9月に千葉県勝浦市で開催された『食で街を盛り上げろ! ご当地グルメ開国宣言 in勝浦』に茂原市の推薦で参加し、もばらーめんを紹介したのだが、このときから本格的にご当地ラーメンとして売り込まれることになった。しかし取り扱っている店はらぁ麺三軒屋 茂原店の姉妹店も含めて現在5店しかなく、あまりにも普及していないため、ご当地ラーメンとは言いにくいようで、代わりに“茂原限定地ラーメン”を称している。ちなみに、元祖以外のもばらーめんを味わえる4店は以下の通り。味噌屋八玄 市原店は千葉県市原市、それ以外は茂原市に所在する。

中華そば 鷸

麺処 道[dou]

味噌屋八玄 茂原店

味噌屋八玄 市原店

 

平日の午後4時頃に訪問
有名人のサイン

2020年1月28日(火)の午後4時頃に訪れると、中途半端な時間帯のためか、先客はなく、また自分の食事中にも来客はなかった。

 

もばらーめんの定義
メニュー

茂原商工会議所によると、もばらーめんを称するには以下の4つの条件を満たす必要があるそうだ。

1、豚バラ肉を載せる。

2、茂原周辺で採れた野菜を使用する。

3、ラーメン職人がこだわりをもって作る。

4、郷土愛のある店である。

したがってスープの味には条件がなく、元祖のもばらーめんは醤油スープだが、味噌スープを使う店もある。

今回はもばらーめん¥730を、豚バラ肉 神盛り¥520で注文。無料カスタムは、ニンニクあり・麺大盛り・ねぎトッピングを選択。

 

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