ご当地ラーメン探訪|勝浦タンタンメン #5:東京の有名店『お茶の水、大勝軒』の系列店、大勝軒next 勝浦ビーチ店[千葉県勝浦市]

最終更新日

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2月下旬のよく晴れた昼下がり、房総半島の東側にある部原海岸は、間もなく訪れる季節の変わり目を告げるかのような春めいた清々しい風の下で、紺碧の海原が穏やかに潮騒を奏でていた。この美しい海辺に、実は東京の有名ラーメン店の支店がある。2017年に第7回神田カレーグランプリで優勝し、カレーの名店としても名を馳せるお茶の水、大勝軒、その姉妹店の大勝軒next 勝浦ビーチ店である。この店は大勝軒なので当然つけ麺が看板メニューだが、それと並んで勝浦タンタンメンも看板メニューにしている。ということで今回は、ラーメン界のカリスマの故山岸一雄氏の弟子にして、カレーの名手でもある店主が作り上げた勝浦タンタンメンをレポートする。

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辣腕店主のお店
大勝軒next 勝浦ビーチ店

ラーメン界のカリスマで、つけ麺の生みの親とも呼ばれる山岸一雄氏が亡くなったのは、2015年のことだった。氏の生前より、お茶の水、大勝軒の店主田内川真介氏は、山岸氏が封印した東池袋大勝軒の過去の様々なメニューの復刻に取り組んでおり、その一環としてカレーも復刻した。それが後に神田カレーグランプリ優勝の偉業を成すことに繫がった。まさに辣腕の店主なのだが、他にも勝浦タンタンメンの開発に取り組み、大勝軒nextというセカンドブランドを立ち上げた。現在は、大勝軒nextはこの勝浦ビーチ店の他に、東京の上野の仲町通りに上野店がある。ただし勝浦ビーチ店お茶の水、大勝軒の直営店だが、上野店は直営店ではなく提携店なので、両店の勝浦タンタンメンの味は異なる。

大勝軒next 勝浦ビーチ店の場所−Googleマップ

大勝軒next 勝浦ビーチ店の情報−食べログ

 

駐車場
駐車場

この店は余剰感が少々無きにしもあらずな広い駐車場を備えている。元々札幌ラーメン どさん子 勝浦店があったこの場所に、昨年の3月に近くから移転してきたため、この店がこの駐車場をしつらえたわけではない。

 

平日の昼下がりに訪問
券売機

2020年2月21日(金)の午後1時頃に訪れると、先客は2人だけで、席はたくさん空いていた。

券売機にはチャーシュータンタンメンの類いのボタンがない。チャーシューをトッピングしてもいいが、今回は敢えて勝浦ワンタンタン¥1,160を選択してみた。並盛か中盛か選べるので、中盛にした。

 

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