緊急速報 #7|新型コロナで歌舞伎町がヤバイ:2020年4月30日(木)、焼きそばを食べに新宿歌舞伎町に行ってきた @焼そば かぶきち

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依然猛威を振るう新型コロナウイルスだが、一筋の光明が見えつつある。米国のニューヨーク州で実施された新型コロナウイルスの抗体検査の結果、州全体で14.9%、ニューヨーク市では24.7%の人が抗体を持っていることが先日明らかとなり、我々の認識が激変しそうな情勢となった。しかし日本国内ではいまだ緊急事態宣言が堅持され、またその期間も延長されようとしている。そんな状況下の2020年4月30日(木)、折しも安倍総理が緊急事態宣言を延長する意向を初めて表明した日、新宿歌舞伎町で焼きそばを味わってきたので、歌舞伎町の街の様子と併せて報告する。

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歌舞伎町一番街
歌舞伎町一番街

平日ではあるが、すでにゴールデンウィーク入りした2020年4月30日(木)、午後6時過ぎに歌舞伎町にやって来た。歌舞伎町のランドマークとも言える歌舞伎町一番街アーチから続く歌舞伎町の目抜き通りは、休業中の店舗が多くあり、かつ人通りも普段より断然少なかった。だが先般訪れた浅草や東京駅の仮死状態みたいな様子と比べると、こちらはまだ活気が残っていて、なんだかホッとさせられた。

 

ゴジラロード (セントラルロード)
ゴジラロード (セントラルロード)

靖国通りから新宿東宝ビルへと延びるゴジラロードも、人通りがかなり落ち込んでいたが、それでも幾ばくか繁華街の熱気が残っている雰囲気だった。不夜城とも表現される歌舞伎町の街は、どんな状況になろうとも決して眠らないということか。

 

花道通り
花道通り

花道通りもやはり人通りは相当減っていたが、この大ピンチでの生き残りを賭けて、居並ぶ店舗は必死にあがいている様相であった。繁華街のこういう苦境を見るにつけ、思うのは、やはりニューヨーク州の抗体検査の結果から分かった事実と緊急事態宣言解除との兼ね合いについてである。すなわちニューヨーク州の新型コロナウイルス感染者がこれまで30万人余りとされていたのがまったくの誤りであって、実際は約290万人であることが判明し、したがって無自覚のまま感染して治癒する人の数が膨大であり、また感染者の致死率も0.62%と算出されたわけである。そうした事実を把握できた今、医療のキャパシティを考慮しつつ、これをどう政策に反映するかに関しては非常に難しい判断を迫られるのだとは思うが、一定の医療崩壊を覚悟した上で政府が英断を下すべき時はもうすぐそこにまで来ているのではないかと、私は思う。そのタイミングを政府が逸してしまったとき、経済システムの未曾有の瓦解が始まり、社会はカオスへと陥っていく可能性がかなりの程度あるのではなかろうか。

 

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