ビブグルマン巡り｜東京2020・ラーメン #3：路面電車で行こう！ Ramen にじゅうぶんのいち @東尾久［東京都荒川区］

かつては全国各地の市街地を当たり前のように走っていた路面電車も、60年代以降の社会のモータリゼーションの流れの中で数を減らしていき、現在では例えば東北地方では完全に姿を消し、関東甲信越地方では東京都内に2路線が残るのみとなっている。そんな、北海道以外の東日本では今やとても希少な存在となった路面電車の沿線に店を構えるラーメンの名店がある。ミシュランガイド東京で3年連続でビブグルマンに選ばれているRamen にじゅうぶんのいちである。今回は、高度経済成長期の古き良き時代の趣をどこか残すような都電荒川線に乗って、この店を訪れ、看板メニューの塩ラーメンを味わってきたのでレポートする。

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都電荒川線か、日暮里・舎人ライナーか

食べログで現在全国17位のラーメン店で、またミシュランガイド東京2018以来、3年連続でビブグルマンに選ばれているRamen にじゅうぶんのいちは、路面電車の都電荒川線の東尾久三丁目停留場の近くに立地する。都電荒川線を使わないなら、日暮里・舎人ライナーの赤土小学校前駅から歩いて行く手もある。京成本線・東京メトロ千代田線の町屋駅からもギリ徒歩圏内だが、町屋駅では都電荒川線への乗り換えができる。いずれにしても電車でこの店を訪れる場合には、マイナー路線を利用することになりそうだ。

Ramen にじゅうぶんのいち の場所−Googleマップ

Ramen にじゅうぶんのいち の情報−食べログ

平日、開店直後に訪問

新型コロナウイルスの蔓延で緊急事態宣言が発令された日の翌日の2020年4月8日(水)、開店直後の午前11時半過ぎに到着すると、店頭に並んでいる人はいなかったが、店内では4人が並んでいた。

ミシュランガイド東京2020によると、塩ラーメンが看板メニューだそうなので、特製塩そばを購入。