北海道で海鮮丼を食べよう #1|北のどんぶり屋 滝波食堂:バフン・ムラサキうに丼 @三角市場[北海道小樽市]

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バフン・ムラサキうに丼
バフン・ムラサキうに丼

二色のうに丼が着丼。奥の赤味を帯びているのがバフンウニ、手前の黄土色っぽいのがムラサキウニと、敢えて2種類のウニを使用し、二色丼となっている点に洒落た風情がある。

 

クリーミーなウニの味わいに満足

バフンウニの身が結構液化しており、見た目の質感が若干イマイチであることは否定できない。だがそれも所詮は見た目の印象に過ぎないのであり、一旦口に入れてしまえば、湧き上がってくる濃厚かつクリーミーなウニの風味に圧倒されてしまう。納得の旨さであった。

 

無料のサービス品が充実
ホタテ焼き
蟹の味噌汁

無料サービスで焼き魚とカニ汁が付属する。焼き魚にはホタテ焼きを選択した。これらが案外本格的で侮れない出来だったので、満足度はなかなかのものであった。

 

総括
店内の様子

今回は、小樽の北のどんぶり屋 滝波食堂で北海道らしいうに丼を堪能したのだが、いよいよ観光シーズンの夏休みが始まり、この店のように観光客に大きく依存する北海道の海鮮丼の店にとっては、繁忙期が到来したわけである。だがその矢先、新型コロナウイルスの第2波が盛んに報道され、喧伝される情勢となってしまった。このまま観光業が冷え込んでいくならば、これらの飲食店はこの夏に新型コロナの第1波で受けた損失を回復するどころか、逆に存亡の危機に立たされることになってしまうだろう。願わくば、北海道各地に花咲くかのごとく栄えてきた海鮮丼の店が、次々と閉業に追い込まれていくような事態が起こらないように。そして将来も北海道を彩る様々な海鮮丼を楽しめるように。切に願う次第。

 

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