ビブグルマン巡り｜東京2020・ラーメン #13：白河スタイルでミシュランガイド東京に見参！ 西荻燈 @西荻窪［東京都杉並区］
燻製チャーシュー、そしてホウレンソウが載るラーメン。そういうと、皆さんはどんなラーメンを思い浮かべるだろうか。おそらくは家系ラーメンという人が圧倒的に多いのではなかろうか。だが、もちろん皆が皆、そうとは限らないだろう。福島県のご当地ラーメンの白河ラーメンを思い浮かべる人もまた多いかもしれない。なぜなら、これまで白河ラーメンの普及と発展に多大な貢献をし、また絶大な人気も誇り、白河ラーメンの代表格と見なされているとら食堂のラーメンが、こうしたスタイルであるからだ。尤も、とら食堂の、ひいては白河ラーメンの真髄は、やはり手打ち麺とあっさりした醤油スープにある。実は、この白河スタイルに喜多方の要素も加味したラーメンでもって、ミシュランガイド東京2020でビブグルマンを掴み取った西荻燈という名店がある。今回は、この店のラーメンをレポートする。
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白河ラーメン＋喜多方ラーメン
ミシュランガイド東京2020で初めてビブグルマンに選ばれた西荻燈は、西荻窪駅の近くにある『GSハイム西荻窪』という建物の地下1階に店を構えている。開業は2018年9月と、比較的最近。ミシュランガイドによると、店主は福島県出身とのことで、そのためか、福島県の二大ご当地ラーメンの白河ラーメンと喜多方ラーメンを彷彿とさせるラーメンを作る。
敢えて非白河を表明
この店の店頭には、奇妙なことに自店のラーメンは白河ラーメンでないとわざわざ明示してある。もしかしたら手打ち麺の出来がとら食堂に遠く及ばないことを気にしているのであろうか。
平日の夕刻に訪問
2020年9月18日(金)の午後4時半頃に到着すると、先客は3人。小さな店舗なので、席は少し空いているだけだった。
大盛りを燻製ちゃーしゅートッピングで注文。
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