ビブグルマン巡り｜東京2020・ラーメン #15：営業時間が激短！ 環七の名店、中華蕎麦 蘭鋳 @方南町［東京都杉並区］
東京とその周辺に住んでいる人以外にはあまり知られていないが、東京23区内を環状に巡る環七という道路がある。かつて昭和の終わり頃から平成の初め頃にかけて、多くの人気ラーメン店が環七を大いに賑わせたことがあった。当時の状況は、今では環七ラーメン戦争と呼ばれたりもするのだが、それらのラーメン店もすべて環七から姿を消して久しい。それでは現在は環七に有名なラーメン店は存在しないのかというと、そういうわけでもない。せたが屋 駒沢本店が環七沿いに立地している。他にも2年連続ビブグルマンの名店も環七沿いに店を構えている。その名店とは中華蕎麦 蘭鋳。今回は、この店で味わった煮干しラーメンをレポートする。
👍👍 Double Thumbs Up
営業時間が短いので訪れにくい
東京メトロ丸ノ内線の方南町駅から環七を北へ向かうと、まもなく中華蕎麦 蘭鋳のかなり老朽化した店舗が見えてくる。この店はミシュランガイド東京2019・2020でビブグルマンに選ばれている名店である。現在の営業時間は平日の正午から午後2時までなのだが、午後2時まで入店できるわけではなく、2020年10月12日(月)に訪れたときは、午後1時15分頃の時点で店頭に並んでいる客をもって終了ということになった。つまりは平日の正午から1時間余りの時間帯に行かなくてはならないので、平日に仕事をしている人などが訪れるのにはハードルが高い。
平日の昼食時に訪問
2020年10月12日(月)の午後1時頃に到着すると、店頭に6人が並んでいた。
この店のメインメニューのラーメンは1種類しかなく、煮干しラーメンである。それに味玉を足すか、大盛りにするかの選択しかない。古びた店舗に、シンプルなメニュー構成の煮干しラーメンの名店ということで、茨城県つくば市にある煮干しラーメンの泰斗煮干中華ソバ イチカワをどこか彷彿とさせる。
味玉そばを大盛りで注文。
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