北海道ラーメン紀行 #16｜我流麺舞 飛燕：ミシュランプレート店の挑戦的ラーメン、その名も『我流札幌ラーメン 飛塩』［札幌市豊平区］
札幌市豊平区中の島といえば、札幌ラーメンの主流派純すみ系の発祥地で、すみれ 中の島本店がある他、近くにさっぽろ純連の本店もある。そんな中の島に、我流札幌ラーメン 飛塩なるラーメンを掲げて人気を集める名店がある。ミシュランガイド北海道2017特別版で調査員おすすめの店、すなわち現在言うところのミシュランプレートに選ばれた我流麺舞 飛燕である。その看板メニューの我流札幌ラーメン 飛塩は札幌ラーメンと言いながら、実は味噌ラーメンではなく鶏白湯なのだ。今回は、このラーメンをレポートする。
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知る人ぞ知るラーメン激戦区
中の島通に面して店を構える我流麺舞 飛燕は、食べログで2020年11月2日現在、北海道で13位の人気店である。ミシュランプレートとしてミシュランガイドにも載っていることだし、普通に考えれば人気と知名度に問題はないだろう。ところが、如何せんこの店の立地する場所が場所だけに、そうとは言いきれない。先述したように札幌ラーメンの重鎮のすみれとさっぽろ純連の本店が近くにあるだけではなく、ミシュランガイドでビブグルマンに選ばれている名店MEN-EIJI HIRAGISHI BASEや、同じくミシュランプレートに選ばれている麺処まるは BEYOND、およびその2号店の麺処まるは RISEといった強豪店も付近にあるのだ。もちろん立地場所が繁華街とかターミナル駅周辺とかであれば、このくらい有名ラーメン店が集まっても全然不都合はないだろう。それどころか、むしろ互いの名声の相乗効果で集客力が高まったりもしそうだが、残念ながら我流麺舞 飛燕の場合はそうはいかない。駅から遠く離れた、住宅街に近いような場所に立地しているのだから。付近に人が集まってくる理由など皆目なく、店舗前の通りは行き交う人も車も少なめである。
駐車場
この店は駅から遠く離れているので、車で訪れるのが便利である。駐車場は店舗の脇に3台分備えている以外に、上の写真のように2台分の第2駐車場もある。
平日の午後に訪問
2020年6月10日(水)の午後3時半過ぎに訪れると、先客はいなかったが、自分の食事中に続々と来客があった。
我流札幌ラーメン 飛塩・大盛り・チャーシューを購入。
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