緊急速報 #2｜新型コロナで渋谷がヤバイ：2020年4月4日(土)、不思議な青いラーメンを食べに渋谷に行ってきた @吉法師
歴史を振り返れば、人類はこれまで幾度も疫病の厄災に見舞われてきたが、世界全体から見れば、かのスペイン風邪といえども所詮は部分的な災禍でしかなかった。ところが目下大流行している新型コロナウイルスは、歴史上未曽有の規模で蔓延し、僻地等の隅々に至るまで世界をすっぽりとその魔の手に包み込んでしまった。社会は半ば麻痺状態に陥り、経済はすでに雪崩を打ってどん底に向かっている。そんな情勢の2020年4月4日(土)、本来なら春休みの週末であるはずの日、渋谷にユニークな青いラーメンを食べに行ったので、街の様子と併せてレポートする。
👍👍👍 Triple Thumbs Up
渋谷スクランブル交差点
2020年4月4日(土)の午後0時半過ぎに渋谷のハチ公前広場に来てみると、呆れるくらい人が減りに減って、どこかの田舎の県庁所在地にある繁華街ぐらいの賑わいになっていた。しばらく苦笑させられつつ佇んでいると、ふと或る不吉な考えが脳裏をよぎった。すなわち「これって、10年後の渋谷の日常の光景だよね」と。人口が突出して多い我々、団塊ジュニア世代とも呼ばれる第2次ベビーブーマーも、あと12〜13年で還暦を迎え、老人となってしまう。一方で少子化が改善せず、若い世代は人口が少ない。そうなるともう、週末に東京近郊から渋谷に出てくる人の数は激減するとしか考えられない。しかも中国が急速に豊かになり、日本にあるものは何でも中国にあるような状況で、いつまでも中国人が大挙して日本に観光に訪れるということはないだろう。日本の観光価値が薄れ、確実に外国人は日本に飽きてくるはず。ならば、10年後の週末の渋谷はこんなふうだという予想は、まんざら的外れとは思えない。
好立地にある有名店
スクランブル交差点から少し北に行くと、斬新な青いラーメンを出すことで名を知られる吉法師が店を構えている。午後1時過ぎに着くと、好立地にある有名店なのに、なんと客が全くいなかった。新型コロナ、恐るべし。
青いラーメン
鶏清湯 青を鶏チャーシュー増しで注文。
1 2
