ビブグルマン巡り｜東京2020・ラーメン #4：超極太麺が未来を切り開くか!? 純手打ち 麺と未来 @下北沢［東京都世田谷区］
2018年秋の第19回TRY新人賞において、非常に独自性の強い麺を引っ提げてラーメン界の表舞台に登場してきた新店が、2店あった。1つは総合2位・しょう油部門2位・しお部門5位の手打式 超多加水麺 ののくら。先日、当サイトで紹介した店である。もう1つは総合4位・しお部門2位の純手打ち 麺と未来。ラーメンの概念にまさに風穴を開けるかのごとき超極太麺でもって、ミシュランガイド東京2020でビブグルマンを掴み取ったラーメン界の異端児だ。今回は、この純手打ち 麺と未来で味わった塩ラーメンをレポートする。
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超極太麺の衝撃
下北沢駅の近くにある純手打ち 麺と未来は、2018年5月に開業したばかりのラーメン界の期待のニューフェイスである。開業して半年も経たないうちに第19回TRY新人賞に登場し、その1年後にはミシュランガイド東京に掲載されてしまうという、いきなりの大活躍を見せたのだが、それはひとえにその独特の麺に依るだろう。すなわち山梨名物のほうとうを思わせるような超極太麺が、この店の最大のセールスポイントなのだ。ほうとうや極太うどんに馴染みのある人以外にとっては、この麺は計り知れないインパクトを持つはずだ。
緊急事態宣言下、平日の午後に訪問
新型コロナウイルスの蔓延によって緊急事態宣言が発令されて間もない2020年4月9日(木)、午後1時過ぎに到着すると、幸いにも少し空席があって行列に並ぶ必要はなかった。
特製塩らーめん(海老わんたん・味玉・肉増し)・大盛り およびスープ茶漬けセット(梅ちりめん) を注文。
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