北海道ラーメン紀行 #7|麺屋 高橋:北の大地で邂逅した究極のつけ麺[札幌市豊平区]

最終更新日

つけめん大(2玉)・チャーシュー増し
みそつけめん大(2玉)・チャーシュー増し

チャーシューの整然とした盛り方が目を引くつけ麺が着丼。

 

魔術的パワーを発揮するスープ
濃厚魚介豚骨スープ

濃厚魚介豚骨スープは、味覚を鷲掴みにして虜にしてしまうような魔術的パワーを持った激旨。濃密かつ豊潤な旨味が生み出す深くて分厚い味わいに、煮干し・鯖節に由来すると思われる魚介の風味が粋に効き、凄まじいまでの美味に仕上がっている。私には、中華蕎麦 とみ田のスープを上回る出来であるように思えた。

 

極めてハイレベルな太麺
平打ちの太麺

適度な茹で加減の平打ち太麺は、優れた弾力性を有し、派生的なもっちり感もいい具合に表れていて、極めてハイレベルな出来栄え。ただし、中華蕎麦 とみ田のあの尋常ならざる上質感を備えた麺と比べると、やはり質感は随分と劣っている。食感は五分五分であろうか。そうは言っても、もちろんそれは中華蕎麦 とみ田との比較上の話であって、麺屋 高橋の麺は質感もまた上々である。

 

チャーシューはしっとり、もっちり
チャーシュー

チャーシューは濃厚なスープの味をまとって、独特の味わいを表出する。そして、しっとりと、またもっちりとした、品のいい噛み心地が格別だ。濃厚つけ麺では珍しく、チャーシューの出来がとても良くて、中華蕎麦 とみ田にも圧勝している。

 

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